2018.11.20
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マネー

絵画、ワイン、腕時計……値下がりしにくい4つの「資産」と勝つための投資戦略

(写真=Valentyn Volkov/Shutterstock.com)
(写真=Valentyn Volkov/Shutterstock.com)
絵画、ワイン、腕時計、クラシックカー…。値下がりしにくいとされるこの4つの資産を投資対象としてみる場合、株式投資や不動産投資とは全く異なる醍醐味がそれぞれにあります。一方でそれぞれにリスクもあります。投資対象としての魅力とリスクを解説していきます。

絵画――「出口戦略」を意識して購入する作品を選ぶ

絵画を資産と見なし、購入して保有する場合には、大きく分けて2つの視点があります。1つ目は、既に著名な画家の作品を購入するということ。2つ目は、今後作品の値上がりが期待される画家の作品に目をつけることです。ただしよほどの目利きがなければ後者は難しく、ギャンブル性が高い投資になってしまいます。初めて絵画を購入する場合には、前者のスタイルで作品を購入することが無難でしょう。

では既に著名な画家の中で、誰の作品を選べば良いでしょうか。重要な視点は「買い手がいるか」です。絵画を含む美術品オークションには、誰でも参加できるものも多くあります。インターネットオークションも登場しており、需要があるかを実際に自分の目で見極めることが可能な時代なのです。こうして需要を調べることも、絵画を投資対象にする上で重要です。

売れたくても売れない――。「出口戦略」がない絵画の購入には、悲惨な結末が待っています。

ワイン――難易度高め、将来性はあるが費用も知識も必要

ワインは、欧米の富裕層の間で人気の投資対象の一つです。時間が経つにつれて価値が上がり、購入時の数十倍となることもざらにあります。しかしワインはデリケートなもの。保存には専用のワインセラーなどの設備が必要で、管理方法を誤ると劣化によって価値がなくなる可能性もあります。

ワインの購入は銘柄ではなく生産年で決めろ——。こういった言葉もあるほど、ワインに投資する場合で重要なことが、「いつ製造されたワインであるか」という点です。製造年によって味が大きく変わるのがワイン。こうした知識を身に付けないままワインを購入・保有するのは危険です。

またワインの場合は、入手経路や保存に関する記録などのデータも売却価格に影響します。したがって、マメな人でなければ手は出さないほうが無難です。

腕時計――値上がり期待度も高いが、相場変動も激しい

世界三大高級時計メーカーのパテック・フィリップやヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲ、富裕層の定番腕時計とも言えるロレックスやパネライ…。こうした高級ブランドの腕時計は、値下がりどころか2倍、3倍の値上がりを期待できるケースも多くあります。特に生産期間が短いモデルなどにおいては、その傾向が顕著にみられます。

高級腕時計メーカーの多くが、100~200年以上前に創業しています。繊細に丁寧に作り込まれた腕時計は、長く使用されることを前提に、伝統と最先端の技術を尽くして製作されています。保存状態が良ければ、時間の経過によって資産価値が下がることはあまりなく、むしろ古い腕時計であればあるほど、高値がつく傾向があります。

一方、腕時計の中古市場は相場変動が激しいと言われています。新作の登場や流通量、トレンドなどによって買取価格は大きく変化します。そのため、売り時を見極めなければ投資としては失敗に終わる可能性もあるので、注意が必要です。

車――最新の自動車ではなく「クラシックカー」を

現在一般的に販売されている車のほとんどは、時間の経過とともに資産価値が下がっていきます。最新の電気自動車(EV)や先進運転支援システムが搭載された車両でも同様です。こうした「普段使いする自動車」に投資対象としての資産価値を求めるのは誤りです。

自動車で資産価値があるのは、「クラシックカー」です。アンティークとしての価値を有し、保存状態によっては価値が高まっていくことが期待できます。21世紀最大のイノベーションとも言われる完全自動運転車が普及するようになれば、手動運転の象徴とも言えるクラシックカーはさらに愛好家の人気を集めるでしょう。

また2008年のリーマンショックにおいて、クラシックカー市場は大きな影響を受けなかったことも特筆すべきことです。こうした堅実性をクラシックカー投資の魅力の一つに挙げる人もいます。

「モノ」に投資する魅力

このほかにも切手や骨董品、ジーンズやZIPPOなど、さまざまな変わり種の投資対象もあります。腕時計や絵画、ワインや車と同様にこれらはすべて「モノ」です。投資信託や為替取引とは異なり、そのものの魅力を実感しながら投資できることも魅力の一つと言えるでしょう。

文・d.folio編集部

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