2018.10.20
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投資初心者だが失敗したくない医師がすべき6つのこと

(写真=Khakimullin Aleksandr/Shutterstock.com)
(写真=Khakimullin Aleksandr/Shutterstock.com)
投資する資金はあるが、知識も時間もない――。そう感じている医師は少なくないようです。投資についてイチから学ぶとなると相当の時間を要しますが、「現実は本業に追われ、時間どころか気力もない」というのが本音でしょう。

しかし投資を始める基本プロセスを理解し、自分にぴったりの投資戦略を用いることで、損失のリスクを抑えながら効果的に資産を増やすことが可能です。

達成金額を決め、目標設定する

目標を決めずにただ漠然と投資するより、利益目標を設定したほうが効果的に資産を増やせます。「家を購入したいから3年以内に300万円を2倍に増やしたい」「経済的にゆとりのある老後を過ごしたいから、定年までの20年間で2,000万円貯めたい」など、具体的な期間と金額を決めることで、自分に合った投資プランの全体像が見えて来ます。

大まかな目標が決まったら、オンラインなどの目標設定シミュレーターを利用して、必要な利回りを算出してみましょう。例えば、300万円の投資資金を3年後に2倍に増やしたいのであれば毎年26%、5年後ならば14.9%の利回りが必要になります。

自分の投資スタイルを決める

目標を設定し、どれぐらいのリターンを狙えばいいか分かったら、次は自分に合った投資スタイルを選びます。自分に合った投資スタイル選びは、収益を最大化し、リスクを最小限に抑えるための必須事項です。

一般的に、短期間で資産をたくさん増やしたい場合は高リスクな投資、ゆっくりと確実に増やしたい場合は低リスクな投資を選びます。

自分で色々とリサーチや分析をしたい人、そのための時間が十分に確保出来る人は、専門家のアドバイスを受けつつDIY(Do It Yourself)投資に挑戦するのもいいですし、そうしたプロセスが苦手な人や時間が確保出来ない人は、投資信託などを通して資産運用の専門家に任せるのが最適です。

投資対象をしっかりと把握する

さて、いよいよ投資を始めるわけですが、第一歩として気をつけたいのは、「自分が何に投資しようとしているのか?」をしっかりと把握しておくことです。

「この投資はどのようにして、どれぐらいの利益を生み出すのか?」「リスクは最大どの程度か?」「どのぐらいの期間投資すればリターンを期待出来るのか?」など、投資する前に明確にしておくべき点は多々あります。「周囲が皆投資しているから」「美味しそうな儲け話だから」という安易な理由で投資すると、思わぬ落とし穴にはまる可能性が高くなります。

「自分が知らないものには投資しないこと」を成功する投資の秘訣としているウォーレン・バフェット氏のようなベテラン投資家も少なくありません。

投資の勧誘を受けたのであれば、「何故、自分が勧誘を受けているのか?」「実績と信頼のある相手かどうか?」といった点に注意することで、投資詐欺の被害に合うリスクを抑えられるでしょう。

投資商品を選ぶ

投資には様々な対象や商品があり、リターンやリスク、投資期間も異なります。また資産状況や投資スタイルによって、最適な投資対象は変わることも考慮すべきです。

代表的な投資対象としては、株式、国債、社債、投資信託、ETF(上場投資信託)、不動産、REIT(不動産投資信託)、日本ならばiDeCo(個人型確定拠出年金)が挙げられます。最近はビットコインに代表される仮想通貨・暗号通貨投資も注目されています。

ハイリスクハイリターンなら株式投資、ローリスクローリターンなら国債や社債、その中間なら投資信託やETF、REIT、iDeCoなどでしょうか。前述のように最適な投資戦略は個人差があるため、専門家のアドバイスに従って最適な商品を選ぶと良いでしょう。

専門家の知恵を借りることは、時間と労力の大幅な節約にもつながります。それなりのコストがかかりますが、それを上回る利益が期待出来る「投資のための投資」と考えましょう。

ポートフォリオを構成する

全財産を一つの投資対象につぎ込んでしまうと、運用が上手く行かなくなった時に多額の損失を被りかねません。リスクを最低限に抑え効率的に資産を増やす上で、資産をバランス良く色んな投資対象に分散する「分散投資」は大変重要です。

「ポートフォリオ」とは分散投資をする際、資産を配分する組み合わせのことです。利益だけを追求してポートフォリオを組むとリスクが高くなりがちなので、値動きの異なる様々な資産で上手に構成しリスクを分散させましょう。

最初に組んだポートフォリオが絶対というわけではありません。投資を続けるうちにバランスが崩れて来たら、元の資産配分に戻す「リバランス」を行うなど、ポートフォリオの見直しも重要です。

定期的に成果をチェックする

資金を投じて放置しているだけでは、賢い投資とは言えません。ポートフォリオの見直しも含め、「目標にどれぐらい近づいているか?」を定期的に確認し調節することで、長期的な資産形成が期待出来ます。

全プロセスを資産運用の専門家に一任している場合でも、意識して成果をチェックする時間を持つよう心がけましょう。

文・アレン琴子(英国在住のフリーライター)

 

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